じんわりくる絵本はこれだ!※ただし子供より大人に。

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いしゃがよい さくら せかい さく

読んでいてなんだかじんわり泣けてきそうになる本。
子供にはまだまだこの感情は分からないかもしれませんが、
親ならわかるはず。読み手がじんわりする本です。

 

内容

山にきのこがりにきたエンさんがパンダを見つけて、
体の弱いパンダを自転車に乗せて山を越えて何度も医者通いするお話。

子供の反応

読んでいるときはちゃんと聞いているのですが、
何度も「読んで」といって持ってきた記憶がありません……
いつもうたう「このこ だれのこ パンダのこ」の歌の部分では
楽しそうに聞いていました。
やはり、大人にならないとこのお話のじーんとくる感じはわからないかもしれませんね。

私の感想

何度もいしゃがよいするたびにパンダが大きくなっていくなと思ったら、
こんどは逆にパンダがエンさんを医者につれていくように。
ふと、私が小さいころよく親に病院に連れて行ってもらったことを
思い出しました。
そして先日、たまたまですが親を病院に連れて行ったときに、
この絵本を思い出して、今回このブログの更新となりました。

最初は子供にわかりやすいように大げさに急な山を書いているのだと
思っていましたが、今思えば急な山にすることで、
大切なパンダ(子供?)をお医者さんまで連れていく親心を描いているのかなと思いました。

この本は、リズム感のあるうたの場面もあるので子供も楽しめますが、
どちらかというと、親の心がやんわり温かくなる本だと思います。
今子供にこの絵本を読んであげていて、それをなんとなく覚えていてくれて、
もし子供ができたら自分の子供に読んであげて、私が感じた事と同じ感情になってくれたらうれしいなと思いました。